奥原希望、世界1位に雪辱許し準決勝敗退「この結果が現状」

引用元:スポーツ報知

◆バドミントン ワールドツアーファイナル 第4日(14日、中国・広州)

 女子シングルス準決勝で、世界ランク3位の奥原希望(太陽ホールディングス)は、同1位の戴資穎(台湾)に15―21、18―21で敗れ、4強で姿を消した。

 第1ゲーム序盤は主導権を握り、一時8―2とリード。だが、11―8から、まさかの8連続失点で流れを失った。会場の微細な風の感覚に戸惑い、羽根が飛びすぎてアウトする場面も目立った。「風が思ったより違う感じで、中盤でのミスが大きく流れを変えてしまった」と悔やんだ。

 今季は国際ツアーでタイトルを獲得できないまま終了。「この結果が現状。2020年にどうはい上がっていけるかが勝負」と見据える。プロ選手に転向し、サポート体制を充実させたことで「体に関しては仕上がっている。キレもパフォーマンスも上がっている。やっていることは、間違ってはいない」と手応えも得た。2大会連続の五輪表彰台へ、今を信じて前に進むしかない。 報知新聞社