桃田賢斗、逆転勝ちでファイナル4年ぶり2度目V/バドミントン

 バドミントン・ワールドツアー(WT)ファイナル最終日(15日、中国・広州)各種目の決勝が行われ、男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が、同8位のアンソニー・シニスカ・ギンティン(23)=インドネシア=に2-1で逆転勝ち。4年ぶり2度目の優勝を飾った。

 昨年、苦杯をなめた決勝。相手は直近の対戦でもストレート負けした宿敵のギンティンだった。強豪が集い、得られるポイントも大きい世界最高峰の舞台を特別視する選手も多い中、自然体でプレーできるからこそ、好結果が付いてきた。

 今季は世界選手権2連覇達成を含め、国際大会で11度優勝した。違法賭博問題で2016年リオデジャネイロ五輪には出場できなかった。圧巻の成績を残し、来年の東京五輪へ弾みをつけた。