地元警察 居眠り否定のワケ「おそらく速度超過」 桃田負傷の交通事故

地元警察 居眠り否定のワケ「おそらく速度超過」 桃田負傷の交通事故

 マレーシア・クアラルンプール近郊で起きた交通事故で負傷したバドミントン男子世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)らが15日、成田空港に帰国した。

 桃田らが負傷した交通事故の原因について、地元警察は15日、一部のメディアが報道した居眠り運転の可能性は低いとの見方を示した。事故を調べているスルダン警察署のイスマディ署長は「居眠りをしていたのであればジグザグ運転になるはずだが、その痕跡はない。おそらくスピード超過が原因ではないか」と述べた。

 事故は13日午前5時ごろ発生。桃田らを乗せ、首都クアラルンプール近郊の空港に向かっていたワゴン車が高速道路で大型トラックに追突し、運転手が死亡、桃田が顔面3カ所の裂傷と全身打撲を負うなど計4人がケガをした。