桃田入院、眉間の傷は10針…精密検査結果17日にも判明/バドミントン

 遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれたバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が16日、東京都内の病院で精密検査を受けるため入院した。前日15日、成田空港着の航空機で帰国後、病院に直行。簡易検査を受けた後、16日から精密検査を受けている。検査結果は早ければ17日、遅くとも週明けには判明する見通し。

 桃田を空港で出迎えた関係者は「足取りもしっかりしていたし、周囲の人に『ありがとうございます』と気配りもしていた」と帰国後の様子を明かした。世界連盟(BWF)の理事でもある日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事(66)は「眉間の傷は10針ぐらい。目の周りも内出血の跡があった」と語り、2月中旬のBWF理事会で「原因究明、検証をした上で再発防止に努めてほしいと提唱する」と今後の方針を明かした。

 桃田は3月中旬の全英オープン(バーミンガム)での実戦復帰を目指している。