負傷の桃田賢斗が退院「1日も早く元気なプレーを」

引用元:日刊スポーツ
負傷の桃田賢斗が退院「1日も早く元気なプレーを」

バドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25)が17日午前、入院していたNTT東日本関東病院を退院した。所属先のNTT東日本が発表した。

桃田は今月13日、遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれて負傷。15日夕方に帰国後、精密検査を受けるため入院していた。検査の結果「身体面に異常なし」と診断されたことから退院することとなった。しばらくは静養に務める。

退院に伴い、桃田は所属会社を通じてコメントを発表した。

桃田 応援いただいているファンのみなさま、マレーシア政府や日本バドミントン協会をはじめとした関係者のみなさま、このたびはご心配をおかけしましたが、幸いにも日本帰国後の精密検査でも異常が見当たらず本日退院することになりました。事故後、多くのご支援をいただき本当にありがとうございました。

また改めまして、今回の事故で亡くなられた運転手の方のご冥福をお祈りいたします。当面は静養することになりますが、心身の回復に努め、1日も早く元気なプレーをお見せし、支えてくださっているみなさまに恩返しをしていきたいと考えています。今後とも応援いただけると幸いです。

桃田は第69回日本スポーツ賞の特別賞に選ばれていたが、17日に都内で行われた表彰式を欠席。代理で出席した日本バドミントン協会の丹藤事務局長が「このたびは第69回日本スポーツ賞特別賞に選出していただき、誠にありがとうございます。自分が積み重ねてきた結果が評価されたことを大変光栄に思います。これからも地道な努力を重ね、この賞に恥じない選手でありたいと思います」とのコメントを発表した。