引用元：毎日新聞
遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれて負傷したバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗選手（25）について、日本代表の朴柱奉監督（55）が20日、東京都内で取材に応じ、最短で2月3日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで実施する代表合宿に合流する可能性を示した。今後、所属先のNTT東日本と調整して具体的な復帰へのプランを決定する。
【帰国した桃田選手、眉間には傷が】
朴監督は「大きなアクシデントで残念。もし、本人が休みたいと言えば、しばらく休ませる」と説明。桃田選手の意向を最優先し、代表への合流時期やリハビリなどの復帰に向けた取り組みを決める方針。また、朴監督とともに事故直後から桃田選手に付き添っていた男子シングルス担当の中西洋介コーチ（40）は「同じ状況になると思い出してしまうこともある」と精神面のケアの必要性を強調した。
実戦復帰については3月中旬の全英オープン（バーミンガム）を目指しており、朴監督は「歴史のある大会。本人もやりたいと思う」と話した。【小林悠太】
