桃田賢斗 2月3日からの日本代表合宿参加へ「まずはコンディションを整えることを優先」

桃田賢斗 2月3日からの日本代表合宿参加へ「まずはコンディションを整えることを優先」

 今月13日にマレーシアの首都クアラルンプール近郊での交通事故に巻き込まれて負傷したバドミントン男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が、2月3日からの日本代表合宿に参加することになった。31日、所属するNTT東日本が発表した。

 桃田はNTT東日本を通じて「応援いただいているファンのみなさま、ご関係者のみなさま、この度は多くのご心配をおかけしましたが、退院後2週間ほどの静養を経て、2月3日からの日本代表合宿より練習を再開することになりました。しばらく競技を離れておりましたので、まずはコンディションを整えることを優先し、その後、少しずつ試合復帰を見据えていければと考えています。1日も早くみなさまの前でプレーし感謝の気持ちを表現できるよう、まずは一生懸命練習を頑張ります。今後とも応援いただけると幸いです」とコメントを発表した。

 また、日本代表の朴柱奉(パクジュボン)ヘッドコーチ(HC、55)は日本協会を通じて「2月3日から始まる、日本代表の強化合宿に予定通り参加できることになり、本当に良かったです。無理をせず怪我の回復状況を見ながら頑張って練習に取り組み、今のターゲットである全英オープンに向けて準備していきます。引き続き、日本代表チームへのご声援よろしくお願いいたします」としている。

 桃田は1月13日、乗っていたワゴン車が事故を起こし、顔面3カ所の裂傷と全身打撲を負った。帰国後の検査入院で追加の異常は見つからず、17日に退院して静養していた。