桃田が全治3カ月、五輪は…右目眼窩底骨折で手術

引用元:日刊スポーツ
桃田が全治3カ月、五輪は…右目眼窩底骨折で手術

遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれたバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25)が右目の眼窩(がんか)底骨折で全治3カ月と診断された。所属先のNTT東日本が8日、発表した。

桃田は1月12日にクアラルンプール空港に向かう途中で追突事故に巻き込まれた。運転手は死亡。桃田はあご、眉間、唇裂傷、全身打撲で現地の病院に入院した。同15日に帰国後、都内の病院に入院し、検査で異常なしと診断され退院。2月3日から日本代表合宿に参加していたが、プレーするときに違和感を覚えたため、5日に合宿先を離れたという。

7日に精密検査を受け、右目の眼窩底骨折が判明した。これを受け、8日に手術を行い、執刀医の見解では全治3カ月程度かかる見通し。実戦復帰と位置づけていた3月11日開幕の全英オープン(バーミンガム)への派遣も取りやめた。日本代表の朴柱奉ヘッドコーチは「今回の事は驚いております。先ほど、結果を所属チームから聞いて一安心しております。今後に関しては手術後の経過を見て決めていく事になると思いますが、焦らず回復に専念してほしいと思います」とコメントした。