桃田賢斗 右眼眼窩底骨折で手術 全英オープンはキャンセル

桃田賢斗 右眼眼窩底骨折で手術 全英オープンはキャンセル

 遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれて負傷したバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が8日、「右眼眼窩底骨折」のため手術を行ったことが所属先から発表された。手術は無事に終了。執刀医の見解によると、全治まで3カ月程度かかるという。

 桃田は今月3日、東京都内で行われている日本代表合宿に合流。4日に事故後初めて練習を行ったが「シャトルが二重に見える」という違和感を訴え、5日に合宿を離れた。7日に目に特化した精密検査を受け、骨折が判明した。

 約1週間程度は入院する予定で、復帰戦に見据えていた3月中旬開幕の全英オープン(バーミンガム)は見送る。朴ヘッドコーチは「今回の事は驚いております。先ほど、結果を所属チームから聞いて一安心しております。今後に関しては手術後の経過を見て決めていく事になると思いますが、焦らず回復に専念してほしいと思います」と協会を通じてコメントした。