中国卓球チーム新型コロナで帰国できず 日本が“助け舟”受け入れ

中国卓球チーム新型コロナで帰国できず 日本が“助け舟”受け入れ

 王国抜きの五輪で金を取っても意味がない。

 日本卓球協会は、新型ウイルスの感染拡大の影響で帰国できない中国代表選手団を国内に受け入れる方針を固めた。

 中国代表は1月下旬のドイツ・オープンに参戦。その後は母国に帰れず、現在は次戦の開催地であるカタールで調整中だ。世界選手権団体戦(3月22~29日=韓国・釜山)が終了後に来日し、6月まで滞在。遠征に出て東京五輪前に再び来日する予定だ。

 中国は前回のリオ五輪まで男女団体が3連覇。女子個人8連覇でワンツーフィニッシュ6回(ソウル・北京大会は3位まで独占)。男子も3大会連続で金、銀。圧倒的な強さを見せている。

 だからこそ、中国選手が五輪を欠場したら意味がない。

 ちなみに、海外にいる中国の体操、バドミントン、女子サッカーなどの代表選手も母国に戻らず、日本などのキャンプ地に向かうそうだが、新型ウイルスの感染が続く日本の首都で五輪は本当に行われるのか?