男子ダブルス遠藤大由、渡辺勇大組が優勝、日本勢初

引用元:日刊スポーツ

<バドミントン:全英オープン>◇15日(日本時間16日)◇英国・バーミンガム◇男子ダブルス決勝ほか

世界ランキング6位の遠藤大由(33)、渡辺勇大(22=日本ユニシス)組が同1位のギデオン、スカムルヨ(インドネシア)組に21-18、12-21、21-19で勝利し、この種目日本勢初優勝を飾った。渡辺は東野と組んだ18年混合ダブルス以来自身2度目の優勝。

1-1で迎えた第3ゲーム。11-9のインターバルで遠藤は朴監督から「もっと足を動かして。集中、集中」と声をかけられた。自身4度目の全英オープン決勝。これまではいずれも敗れていた。5日連続の試合で疲れはピークに近かったが、監督のゲキに気持ちを奮い立たせた。13-9の場面では、相手の強打を何度も拾い続け、最後に来たチャンスで渡辺がスマッシュを決め、57回の壮絶なラリーを制した。2人のバドミントンを象徴するようなプレーで大歓声の会場を味方に付け、勝利に結び付けた。