引用元：スポーツ報知
バドミントンの男子シングルス世界ランク１位で、１月にマレーシア遠征中の交通事故で右眼窩（がんか）底骨折を負った桃田賢斗（２５）＝ＮＴＴ東日本＝が、４月１２日からの代表合宿に合流する見込みとなった。欧州遠征から帰国した朴柱奉ヘッドコーチ（５５）が１７日、羽田空港で取材に応じ、「（４月）１２～１９日の合宿に参加する予定。その間はチームでやる。監督、コーチで動きをチェックする」と明かした。
桃田は１月の事故後、２月４日に代表合宿で練習を再開したが、右眼窩底骨折が判明して同８日に手術を受けた。全治３か月の診断を受けていたが２９日からチームの練習に復帰。３月６日に会見し「今まで以上に頑張りたい気持ちが湧いてきた。焦らず、今まで以上に強くなりたい」とコメントしていた。早い段階で代表合流が実現しそうで、５月１６～２４日の国・地域別世界一決定戦トマス杯（デンマーク）が復帰戦の候補となる。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、バドミントンの国際大会は４月１２日までに開催予定だった大会の延期、中止が決定している。東京五輪の出場枠は１９年４月２９日～２０年４月２６日に出場した国際大会のポイントで決まるが、延期、中止を受けて変更される可能性がある。現在世界ランク１位の桃田は２位以下に大差をつけており、５月中旬まで全休しても１位は守れる見通し。 報知新聞社
