奥原希望も危機感、志村さん悼み「他人事ではない」

引用元:日刊スポーツ
奥原希望も危機感、志村さん悼み「他人事ではない」

バドミントン女子シングルス奥原希望(25=太陽ホールディングス)が30日、タレント志村けんさんが亡くなったことに対し「ご冥福をお祈りし申し上げます」と自身のSNSで思いをつづった。

【写真】栄養ゼリーを飲みながら、ファンの声援に応える奥原

奥原は冒頭に「自分の大切な人が亡くなってからでは遅い。他人事ではない」とメッセージを発信。自身は普段から1年の大半を海外ツアーで転戦しているだけに、人一倍予防には気を使っている。「無症状だから大丈夫ではなく、菌を持っているかもしれないという自分を疑う心! を私たちの世代も含め、1人1人が自覚しなければならない」と危機感を募らせた。

現在は自宅などでトレーニングを行っている奥原。プロとして、自室でのトレーニングなどをSNSで公開し、バドミントンをする子どもたちなどへストレッチの仕方や、筋肉の使い方などを伝えている。さらに男子ダブルスの嘉村ら日本代表選手たちと協力して、SNS上で子どもたちからの質問に答えるなど、バドミントンを盛り上げる活動やインスタライブなどを行っている。21日には「自宅待機がしんどくなってきたと思うけど、これも誰かのためなんだと思えた。私たちみんなが考えて行動しなければならない」と思いを述べていた。

延期になった東京オリンピック(五輪)だが、バドミントンができているという喜びや感謝だけでなく、みんなで難局を乗り越えていくという思いを、支えてくれている“大切な人たち”にこれからも発信していく。