奥原、コロナ拡大防止へ注意喚起「2メートル保ちましょう」/バドミントン

 2016年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子シングルス銅メダルの奥原希望(のぞみ、25)=太陽ホールディングス=が4日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大防止へ注意喚起した。

 「自粛が無理でも、社会的距離と言われている『約2m』の距離は出来る限り保ちましょう! それも今できることの1つです」(原文ママ)

 一人一人が実行できる感染予防対策として、「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」が世界的に注目される。他者との間に十分な距離を取り、密にならないようにする取り組みで、少なくとも2メートルが目安とされる。来年7月の東京五輪で金メダル獲得を目指す奥原は見通しがつかない今後に不安を抱えながらも、一刻も早い終息を願い、呼び掛けた。

 さらに男子ダブルスの嘉村健士(30)=トナミ運輸=ら日本代表と「バド盛り上げ隊」を結成する奥原は、この日までに「Stay home for our loved ones!! 大切な人のために家にいよう!」と写真付きのメッセージを発信。東京都の小池百合子知事(67)が週末の外出を控えるように呼び掛ける中、ファンに向けて責任ある行動を求めた。