バドミントンS/Jリーグ・東北マークスに高橋歩夢が加入「一番入りたかった」“第2の故郷”

引用元:スポーツ報知
バドミントンS/Jリーグ・東北マークスに高橋歩夢が加入「一番入りたかった」“第2の故郷”

 バドミントン・S/Jリーグの東北マークス(本拠・仙台市)はこのほど、4月から高橋歩夢(23)=テルウェル東日本=が新たに加入したと発表した。聖ウルスラ学院英智高出身の高橋は昨季、岐阜に本拠を置く実業団チームのNAGAIに所属していたが、チームの活動休止に伴い東北マークスに移籍。高橋は“第2の故郷”での活躍を誓った。

 新チームでの練習にも、浮ついた様子は見られなかった。宮城県は聖ウルスラ学院英智中、高時代の6年を過ごした思い出の場所。同中、高バドミントン部は、定期的に東北マークスと“合同練習”を行っており、諸多大輔監督(37)とも面識はあった。高橋は「高校を卒業した時に、一番入りたいと思っていたのが東北マークスでした。昨年、所属していたチームは廃部になりましたが、東北マークスに加入することができて本当にうれしいです」とニッコリ笑った。

 昨夏に行われた全日本社会人バドミントン選手権では、男子ダブルスで9位に入った。諸多監督は「高校時代から知っていますし、変な癖がない選手。誰と組んでもパートナーのいいところを引き出してくれている」と期待を寄せる。

 高橋は「新型コロナウイルス感染拡大の影響でデビュー戦がいつになるかは分からない。でもまだS/Jリーグでプレーしたことがないので、プレーしてみたい。そこに向けて練習を続けていきたい」と意気込んだ。11月に開幕を予定している国内最高峰のリーグでのプレーを夢見て、まずはレギュラー奪取を目指す。(高橋 宏磁)

 ◆高橋 歩夢(たかはし・あゆむ)1997年1月6日、栃木県生まれ、23歳。小学校1年から父の影響でバドミントンを始める。宮城・聖ウルスラ学院英智中を経て、聖ウルスラ学院英智高に進学。2011年の全日本ジュニア選手権男子ダブルスでベスト8。177センチ、72キロ。家族は両親と兄と妹。血液型AB。右利き。 報知新聞社