【ＤｅＮＡ】大和　無観客開幕に「非常に残念でさみしいけど致し方ないこと」

　ＤｅＮＡの大和内野手（３２）が２４日、横浜スタジアムで非公開の自主練習を行った。開幕は無観客で開催する方針となったことに、球団広報を通じて「非常に残念でさみしい気持ちはありますが、ファンの皆さまの健康や安全を考えると、致し方ないことだと思っています」とコメントした。

　この日はハマスタで打撃練習などで汗を流した。昨年から打撃改造に着手。今季は２月から好調を維持しラミレス監督からは「キャンプＭＶＰ」の一人として絶賛されていた。オープン戦は打率３割５分７厘、１本塁打、７打点をマークしていた。

　自宅ではバドミントンのシャトルをバットで打つなど工夫。自身のインスタグラムでも息子が見守る中、センター方向に打ち返す動画を投稿していた。「（家では）スイングもしますし、マシンを使ってトレーニングをしたり、常に野球のことを考えています。バッティングの感覚を忘れないようにバドミントンのシャトルを打って、スイング軌道の確認や練習量を確保しています。キャンプで取り組んできたメニューを継続して量を落とさないように、限られた時間と場所を目いっぱい利用して練習に取り組んでいます」と説明した。 報知新聞社