本田圭佑、音声で日本に元気を!トップアスリート16人定額制配信サービスでエール

本田圭佑、音声で日本に元気を!トップアスリート16人定額制配信サービスでエール

 サッカー元日本代表でブラジル1部ボタフォゴのMF本田圭佑(33)がスマートフォンなどを通じた音声コンテンツの定額制配信サービス「Now Voice](ナウボイス)を始めることが28日、分かった。米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手(33)、テニスの錦織圭(30)=日清食品、ボクシングWBA世界ミドル級王者の村田諒太(34)=帝拳=ら日本を代表するトップアスリート16人が出演し、多様なテーマについて自らの声で語る。当初は、新型コロナウイルスの感染拡大で休校が続く子供たちへのエールを中心に配信する。

 コロナ禍に見舞われた日本を勇気づけるために、本田が動いた。各界の第一人者の思い、考えなどを伝える音声コンテンツ「Now Voice」を29日にスタートさせる。「各界のトップランナーが今までのメディアで発信しなかったことを届けたい。音声には気軽さと独特の深み、オンリーワンの価値がある」。開始にあたって発したコメントに決意を込めた。

 動画投稿サイトのユーチューブなど映像メディアが飽和状態にある中、音声コンテンツは通勤や家事をしながら聞ける便利さがあり、人気が広がっている。サービスの立ち上げには日本を代表するトップアスリートたちが名を連ねた。

 米大リーグのダルビッシュ有、テニスの錦織圭、ボクシングの村田諒太にラグビーのリーチ・マイケルと五郎丸歩、ゴルフの石川遼。白血病と闘う競泳の池江璃花子、陸上マラソンの大迫傑、プロレスのオカダ・カズチカ、バスケットボールの渡辺雄太、バドミントンの奥原希望、スキージャンプの高梨沙羅、バレーボールの柳田将洋にスポーツクライミングの野中生萌、そして盟友である長友佑都に自身を加えた16人が、第1弾として登場。「日本の子供たちへ」という共通投稿テーマの下、新型コロナウイルスの感染拡大で休校が続く子供たちに励ましのエールを送る。

 月額990円(税込)で聞き放題の定額制配信サービスだが、5月31日まではチャリティー期間として無料で提供する。「今しかできないことを頑張るためのモチベーション向上のキッカケにして頂ければ」と本田。国際舞台で戦う一流アスリートの言葉に触れることで、新たな「景色」を見てほしいと期待する。

 今後はタレント、ミュージシャン、経営者、文化人などさまざまなジャンルの第一人者にも参加を呼び掛けるという。日本に活力を与えるべく、意を同じくする同志とともに熱く語り掛けていく。