バドミントン、練習などのガイドラインを策定…ダブルスやヘアピンは禁止しない方向「コンタクトスポーツではないので」

引用元:スポーツ報知

 日本バドミントン協会は30日、都内で理事会を開催。新型コロナウイルスの感染防止のガイドラインを来週にも公表する見通しとなった。

 卓球ではダブルス練習が禁止するなどされたが、バドミントンは選手同士の接触が少ないため、一律の禁止はしない方針。銭谷欽治専務理事は「コンタクトスポーツではない。まれにダブルスで接触することはあっても、レスリングのようにくっつくわけではない。注意を促していけばいい」。シングルスで両選手がネット越しに接近する「ヘアピン」(ネット際にふわりと落とす球)の練習も、全面禁止は否定的な考えを示した。

 バドミントンは、コロナ禍の影響で海外ツアーが8月末まで中断中。9月には日本開催のジャパンOPが予定されているが、当初予定していた横浜アリーナでの開催を見送り、東京五輪会場の武蔵野の森総合スポーツプラザでの開催を目指していることも明らかになった。コロナ禍の収束は不透明な状況だが、「無観客での開催はしない、とBWF(世界連盟)に通知している」と銭谷専務理事。一方、年末に予定される全日本総合選手権については、21年度の代表選考にも関わるため、無観客でも実施を優先する方針だ。 報知新聞社