バドミントン代表合宿、桃田参加へ　３密避け地方で男女別に実施

　日本バドミントン協会は３０日、東京都内で理事会を開いた。都道府県をまたぐ移動が解禁となる６月１９日から、東京・北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター」で行う予定だった日本代表合宿は、３つの密を避けるため地方で男女別に行うことにした。合宿には、１月の交通事故から実戦復帰を目指す男子シングルス世界ランキング１位の桃田賢斗（２５）＝ＮＴＴ東日本＝も参加する見通し。

　９月に予定されているダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープンの会場は、予定していた横浜アリーナではなく東京五輪会場の武蔵野の森総合スポーツプラザへの変更を調整中。無観客試合は検討していない。

　例年１２月頃に行う全日本総合選手権は、強化指定選手を決める重要な大会でもあり、銭谷欽治専務理事（６７）は「（新型コロナの）第２波、第３波があったとしても無観客でやらざるをえない」と開催を強行する考えを示した。（角かずみ）