フクヒロ“新体制”で金狙う 丸杉Bluvicに移籍 広田「新鮮な気持ちで取り組みたい」

フクヒロ“新体制”で金狙う 丸杉Bluvicに移籍 広田「新鮮な気持ちで取り組みたい」

 バドミントン女子ダブルス世界ランキング2位の福島由紀(27)、広田彩花(25)組が4日、新設チーム「丸杉Bluvic(ブルビック)」に移籍することがオンライン会見で発表された。

 前所属のアメリカンベイプ岐阜が経営難に陥ったため、岐阜市内に本社を置き鋼材の販売などを手掛ける丸杉が福島、広田を含む選手やスタッフ計16人を受け入れた。同社のバドミントン部とは別に新たにチームを創設。今後も同県内を練習拠点にする。

 フクヒロの愛称で知られる2人は17~19年世界選手権で3年連続準優勝の実力派ペア。東京五輪出場を確実にしており、金メダル獲得が期待されている。

 福島は「丸杉から東京五輪でメダルを獲得できるように頑張っていく」と意気込み、広田も「チーム全体を受け入れてもらいありがたい。新たな気持ち、新鮮な気持ちで取り組みたい」と語った。

 フクヒロは18年4月に再春館製薬所を退社し、岐阜トリッキーパンダース(現アメリカンベイプ岐阜)に移籍していた。