奥原希望 小学生へエール「やった分だけ結果は出る」、生配信で“軽快ラリー”

奥原希望 小学生へエール「やった分だけ結果は出る」、生配信で“軽快ラリー”

バドミントン女子シングルスの奥原希望(25=太陽ホールディングス)が26日、オンラインでファンイベントを開催し、小学生10人からの質問に答えた。

【写真】笑顔を見せる奥原希望

ヘアピンやスマッシュなど技術的な質問から、進路、私生活まで多くの質問にていねいに答えていった。「みんなバドミントンのイメージができている。毎日の練習で課題を克服してくれると思うし、試合でいいパフォーマスを出してくれると思う。自分も負けずに頑張りたい」と話した。

練習で1番大事にしていることについて「フットワーク」と答えた。中学時代、冬場はネットを張らずに縄跳びやランニングをひたすらやっていたこともあるという。「どんな練習でも手だけでなく、足を動かしてシャトルの下に入ることが大事」と説明した。

小学校時代は身長が140センチに満たなかったという。背の高い相手への対応には「相手が嫌がるので、対角線を意識していた。ボディへのスマッシュなど前後にいろいろ打ち分けたり。パワーで押し負けてしまうので、シャトルの下にできるだけ入って押し返す」とアドバイスした。

最後に「練習ができていると聞いたのでホッとした。刺激のない毎日だけど、その過ごし方で大きな差になる。目の前の練習で1つずつ積み重ねて強くなっていって欲しい。やった分だけ結果は出ると思う」と未来の奥原を目指す子どもたちへ希望のメッセージを送った。