松友美佐紀、金子祐樹と混合ダブルスで現役続行へ…「タカマツ」高橋礼華が引退

引用元:スポーツ報知
松友美佐紀、金子祐樹と混合ダブルスで現役続行へ…「タカマツ」高橋礼華が引退

 16年リオ五輪バドミントン女子ダブルスで日本勢初の金メダルに輝いた「タカマツ」の高橋礼華(30)=日本ユニシス=が、引退の意向を固めたことが18日までに分かった。21年東京五輪出場争いでは、圏外の日本勢3番手となり、代表入りが絶望的となっていた。リオの頂点に立ってから、日本時間19日で4年の節目。高橋礼はペアの松友美佐紀(28)とともに近く会見し、思いを語る。松友は、金子祐樹(26)=日本ユニシス=との混合ダブルスに絞り、現役を続行する見通し。

 松友は、高橋礼とのペア解散後も現役を続行する意向であることが分かった。関係者によれば、同じ日本ユニシス所属の金子祐樹(26)と組む混合ダブルスを主戦場とする方針。レース期間の大半を消化した東京五輪切符獲得は厳しいが、21年世界選手権(マドリード)や、自国開催が決まっている22年世界選手権に向けて活躍が期待される。

 混合複の金子、松友組は現在、世界ランク5位の渡辺勇大(23)、東野有紗(24)組=日本ユニシス=に次いで日本勢2番手となる世界ランク19位。松友は高橋礼との女子複と両立しながら混合複にも取り組んでおり、19年世界選手権にも出場した(3回戦敗退)。今年12月の全日本総合選手権(東京・駒沢体育館)が21年シーズンの日本代表選考会となっており、代表入りして海外ツアーを転戦してランクを上げるためにも同大会での躍進を目指す。報知新聞社