リオ金“タカマツ”松友美佐紀、9月の日本代表合宿参加へ ミックスで再出発

リオ金“タカマツ”松友美佐紀、9月の日本代表合宿参加へ ミックスで再出発

 9月1日から始まるバドミントン日本代表の強化合宿に、女子ダブルスで高橋礼華とペアを解消した松友美佐紀(28=日本ユニシス)が参加する方向となった。日本協会関係者が「(現役引退の)高橋を除いて全員参加」と明かし、松友は今後の主戦場となる混合ダブルスなどでのサポートに入るという。

 ペアを組む金子祐樹(26=日本ユニシス)は日本代表でないため、同合宿には参加しない。金子、松友の“カネマツ”ペアが21年の日本代表に選出されるためには、12月の全日本総合選手権で好成績を収める必要がある。同大会はペアの組み替えが可能のため、カネマツペアは出場資格を満たしているという。

 バドミントン代表の強化合宿が行われるのは6カ月ぶり。今年1月に遠征先のマレーシアで交通事故に遭い、右目の手術を受けた男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)も術後初の代表復帰。参加者全員がPCR検査を受け、陰性が確認されるまでの数日は男女別や時間差で個人練習が行われるという。