バドミントン日本代表、デンマークOPは異例1人部屋 協会負担でコロナ対策

 日本バドミントン協会は27日、都内で理事会を開催し、ワールドツアー再開となる10月13日開幕のデンマーク・オープン(オーデンセ)に日本代表選手団を派遣することを正式決定した。今年1月に遠征先のマレーシアで交通事故に遭い、負傷した男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)の復帰戦になる。銭谷欽治専務理事(67)は「桃田も試合がやりたくてウズウズしている、(ケガは)完璧に治ったと聞いている」と話した。

 同日本代表は海外遠征時の宿泊はツインルームでの2人部屋となっているが、今回は新型コロナウイルス感染防止の観点から全選手に同協会負担で1人部屋を割り当てる。また、大会後は現地解散として、東京組、大阪組に分かれてさみだれ式に帰国。帰国に伴う自主隔離措置は、各所属先の判断に委ねるという。