高校女王の大竹、高橋ペアが8強進出 バドミントン

引用元:日刊スポーツ

<バドミントン:全日本総合選手権>◇第3日◇28日◇東京・駒沢体育館◇女子ダブルス2回戦

女子ダブルスに高校女王として挑む青森山田の大竹望月(3年)高橋美優(2年)組が、重田美空・中村麻裕(ACT SAIKYO)の社会人ペアにストレート勝ちし、8強進出を決めた。大竹は「自分にとっては最後の大会。楽しんでやろうという気持ちが大きくなって、2人で良い形で勝てた」と笑顔。第1ゲーム序盤に1-5発進から逆転し、第2ゲームも6-8から5連続得点でひっくり返した。角度のあるショットが武器の高橋を後衛に配したコンビネーションで勢いが増した。

前日27日にロンドン五輪代表の佐藤冴香(ヨネックス)にシングルスで勝った高橋。この日の2回戦では大堀彩(トナミ運輸)に敗れたが、単複ともに貴重な経験を得ている。29日のダブルス準々決勝では福島由紀・広田彩花(アメリカンベイブ岐阜)の前年女王に挑戦する。高橋は「五輪が近い中で(メダルを狙う)選手の雰囲気を感じられる。自分たちもいつかは立ちたい舞台なので、挑戦者の気持ちを忘れずにやりたい」。最高の腕試しに、意気揚々だ。