引用元:スポニチアネックス
◇バドミントン 全日本総合第4日(2019年11月29日 東京・駒沢体育館)
男子準々決勝では、世界ランキング1位の桃田賢斗(25)がNTT東日本の後輩、古賀穂(23)から2―0(21―13、21―13)のストレート勝ち。レフティー対決を制し、準決勝へ駒を進めた。
第2ゲームには2度のチャレンジ(ビデオ判定)で試合が3分以上も中断する場面も。全日本総合では2年前から段階的に同制度を導入しているが、判定が下されるまでのタイムロスが試合の流れを止めてしまった。桃田は「3分以上待たされた。遅すぎる。流れが止まり、体も冷えてしまう」と指摘した。国際大会のチャレンジでは、1分ほどで判定が出る。
この試合は、後輩である古賀の挑戦を受けて立つ貴重な場。真剣勝負だからこそチャレンジも行う。思わぬ形で水を差された桃田は「あれだけ時間がかかるならない方がいい」と持論を展開した。
30日には準決勝が待つ。「NTT東日本は自分しかいない」と自覚をにじませていた。