完勝の奥原、先輩に誓う 全日本総合バドミントン

引用元:時事通信
完勝の奥原、先輩に誓う 全日本総合バドミントン

 4年ぶりの優勝を目指す奥原は完勝で4強入り。「終始、伸び伸びプレーできた。流れをつかんだまま試合を進められた」と自賛した。準決勝は同じ日本A代表の高橋沙也加(日本ユニシス)との対戦。「コートの隅々まで動き切る。そこからのショットの精度が私の良さだと思うので、そういったところを見てほしい」と自信を込めた。

 滑らかな口調で試合を振り返った後、今大会で敗退して引退の意向を示した三谷美菜津(NTT東日本)について問われると、表情が一転。涙を流しながら、2014年世界選手権銅メダリストに敬意を表し、「こんなに強い選手がいるんだなと痛感した。エースとして引き継いで、先輩たちの思いを背負っていきたい」と誓った。