フクヒロ 先輩の意地 青森山田高ペア圧倒し福島「後輩と当たれて楽しかった」

フクヒロ 先輩の意地 青森山田高ペア圧倒し福島「後輩と当たれて楽しかった」

 ◇バドミントン全日本総合第4日(2019年11月29日 東京・駒沢体育館)

 女子ダブルス準々決勝では、大会2連覇中の福島由紀(26)、広田彩花(25)組(アメリカンベイプ岐阜)が大竹望月、高橋美優組(青森山田高)に2―0(21―7、21―9)のストレート勝ち。順当に準決勝へ駒を進めた。

 世界ランク2位の実力を高校生ペアに見せつけ、38分の圧倒劇。青森山田高出身の福島は「大きな舞台で後輩と当たれて楽しかった」と振り返り、「高校生でも(ラリーを)返してきて、攻めても決められなかった」と後輩たちを称えた。広田も「自分が高校生の頃と比べものにならないくらい強かった」と語った。

 30日の準決勝は志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)と激突。福島は「勢いのあるペア。準備をしっかりしたい」と話し、広田は「(相手は)調子を上げてきている。自分たちも気持ち、技術を上げて向かっていく」と引き締めた。