桃田賢斗、ほえて2連覇王手「声を出すことで相手にプレッシャーがかかる」

引用元:スポーツ報知
桃田賢斗、ほえて2連覇王手「声を出すことで相手にプレッシャーがかかる」

◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(30日、東京・駒沢体育館)

 男子シングルス準決勝で、世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)は、坂井一将(金沢学院大ク)を2―0で下し、2連覇に王手をかけた。

 第2ゲーム終盤には、気合いの声を出しながらスマッシュを打つ場面もあった。「声を出すことで、相手にプレッシャーがかかる。会場を味方につけると、すごく(相手は)やりづらいはずなので、あえて(出した)というか。一発勝負なので、自分の流れでプレーすることが大事」と理由を語った。

 昨年9月から世界ランク1位をキープ。来年4月までの東京五輪出場権争いのポイントレースでも首位を快走し、着実に結果を積み重ねている。「ここで優勝できるかできないかは、大きく変わってくる。恩返ししたい気持ちも変わらない」と日本一のタイトルへ思いを新たにした。 報知新聞社