バドミントン混合ダブルスで渡辺&東野が3連覇「五輪レース勝ち抜き金メダルを」

バドミントン混合ダブルスで渡辺&東野が3連覇「五輪レース勝ち抜き金メダルを」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(1日、東京・駒沢体育館)

 混合ダブルス決勝が行われ、世界選手権銅メダルで世界ランク3位の渡辺勇大(22)、東野有紗(23)組(日本ユニシス)が、西川裕次郎、尾崎沙織組(NTT東日本)を2-0(21-13、21-15)で下して3連覇を達成した。

 この種目のエースペアが完勝で貫禄を示した。渡辺は「3連覇がかかっていて緊張して力が入ってしまうところもあったが、自分たちの力を信じて楽しんでプレーした。今後の五輪レースにもつながるし、また頑張ろうと気持ちを新たにすることができた」と胸を張り、東野も「3連覇のプレッシャーのかかる中でいい経験になったし、自分たちのプレーができた。五輪レースでも自分たちらしいプレーを継続したい」とうなずいた。

 3年連続日本一の称号を持って来夏の東京五輪に向かう。渡辺は「五輪レースは(来年4月末まで)続くし、もう一度気を引き締め直して頑張りたい。五輪レースを勝ち抜いて金メダルを持ち帰れるように努力したい」と気持ちを新たにしていた。