桃田賢斗、4年ぶりのファイナル制覇へ王手! 決勝はインドネシアの強敵と

引用元:スポーツ報知
桃田賢斗、4年ぶりのファイナル制覇へ王手! 決勝はインドネシアの強敵と

◆バドミントン ワールドツアーファイナル 第4日(14日、中国・広州)

 男子シングルス準決勝で、世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)は、同19位の王子維(台湾)を21―17、21―12で下し、2年連続の決勝に進んだ。

 桃田が4年ぶりのファイナル制覇に王手をかけた。第1ゲームは競り合いが続く展開。18―17から、冷静にビデオ判定を要求してアウトのコールを覆し、流れを引き寄せて先取した。第2ゲームは0―1から6連続得点で主導権を奪い、相手の戦意をじわじわとくじいた。「ネット前に踏み込む強気が良かった。(準決勝で他種目の日本勢が3連敗し)流れを持ってきたいというのもあった」とうなずいた。

 決勝では、世界8位のギンティンと対戦が決まった。170センチと小柄ながらスピードが武器。桃田も「簡単に負けることはあっても、簡単に勝つことはない相手」と警戒する。過去10勝4敗ながら、うち7勝がフルゲームの死闘。直近のフランスOPではストレート負けを喫している。

 世界ランク以上に、ここぞの爆発力がある相手。「一球でも多く返して、主導権を握らせないようにしたい」と決意を込めた。 報知新聞社