パラバドミントン、山崎・里見組が連覇 日本選手権

パラバドミントン、山崎・里見組が連覇 日本選手権

 来年の東京パラリンピックの新種目、パラバドミントンの日本選手権最終日が15日、千葉市であり、車いす女子ダブルスで世界ランキング1位の山崎悠麻、里見紗李奈組(NTT都市開発)が2連覇を果たした。2人は前日のシングルスと合わせて2冠。車いす男子ダブルスでは村山浩(SMBCグリーンサービス)、梶原大暉(福岡・福翔高)組が制した。

【写真】パラバドミントン日本選手権の車いす女子ダブルスで優勝した山崎(右)、里見組


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 車いす女子ダブルスの世界ランキング1位ペア、山崎、里見組はコートの隅をつく正確なショットと、互いの届かない範囲をカバーし合うあうんの呼吸で、同4位のペアとの決勝を2―0で快勝。年内最後の大会を優勝で締め、来年の東京パラリンピックに向けて弾みをつけた。

 ペアを組んで2年目。今年8月の世界選手権では3位だった。その大会の女子シングルスで優勝した里見は「ダブルスもまだ成長できる。パラリンピックに向けて自信を持てた1年だった」。東京の大舞台へ、準備は進んでいる。 朝日新聞社