瀬戸が同世代・桃田にエール「同じ色を目指す仲間。早くよくなって」

引用元:スポーツ報知
瀬戸が同世代・桃田にエール「同じ色を目指す仲間。早くよくなって」

 競泳の東京五輪代表主将・瀬戸大也(25)=ANA=が17日、マレーシア遠征中の交通事故で負傷したバドミントン男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25)=NTT東日本=にエールを送った。

 瀬戸と桃田は1994年生まれの同世代。昨年末ににプライベートで会う機会があり「気が合う感じだった」と意気投合。再会を約束していたさなかの事故だった。「(事故は)ちょうどLINEが来て、その次の日だったので、結構ビックリだった。(桃田の)試合が終わって(メッセージが)来て、帰ってきたら飯行こうぜ、みたいな感じだったので…」。事故後にはお見舞いのメッセージを送り「何とか大丈夫、ということだったので。五輪まで日数も少ないし、早くよくなってほしい」と入院して精密検査中の友人を気遣った。

 お互いに世界でトップを張り金メダルに最も近い場所にいるもの同士。「一緒に同じ色を目指してやっている仲間。早くよくなってくれることを祈って、自分たちは自分たちのことをしっかりやりたい」。この日は、2020年初レースとなるFINA(国際水連)主催の賞金レース、チャンピオンスイムシリーズ(CS)北京大会出場のために羽田空港を出発した。18日に200メートルバタフライと同個人メドレーの2種目を泳ぐが、「1本1本集中して泳ぎたい」と意欲。レース以外のところでも「シートベルトはしっかりとして、不用意な外出は控えたい」と、不測の事態にも備える考えだ。 報知新聞社