森喜朗会長「選手は宝」大事故遭ったバド桃田を心配

引用元:日刊スポーツ
森喜朗会長「選手は宝」大事故遭ったバド桃田を心配

東京オリンピック(五輪)・パラリンピック国内競技団体(NF)協議会が21日、東京・晴海トリトンスクエアで始まった。

【写真】桃田の交通事故について会見する朴監督と中西コーチ

冒頭、組織委員会の森喜朗会長(82)があいさつ。本年度2回目の開催に向けて所感を述べた後、日本バドミントン協会の幹部が出席していることに触れ「桃田(賢斗)選手のニュースを見て心配しておりました」と話した。

運転手が亡くなる大事故に見舞われたバドミントン男子シングルのエースに触れ「大変な事故だったが、不幸中の幸いだったと思う」。そして「遠征では今回のようなバンに乗ることが多いと思うが、選手と大量の荷物が一緒のケースが多いから。さらに空港までもスピードを出す」とし「荷物との混載はしないようにしてほしい。金が掛かると言われるかもしれないが、やはり選手は宝。選手と荷物の車を分けるとか、選手の座席位置に気をつけるとか、余裕を持って出発するとか。五輪本大会に向けて国際大会も増えてくる。現場のチームリーダーには、きめ細やかな指導をお願いしたい。老婆心、いや老爺心ながら」と要望した。

また、全日本テコンドー協会の新会長に、日本卓球協会名誉副会長の木村興治氏(79)が就任したことにも触れ、今回初出席した木村新会長を森会長が歓迎する場面もあった。