引用元:スポニチアネックス
1月に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれたバドミントン世界ランク1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が29日、チームでの練習に復帰した。NTT東日本によると、午前から始まった全体練習のメニューを消化したという。今月3日に合流した日本代表合宿で複視の症状を訴え、再検査の結果、右目の眼窩(がんか)底骨折が発覚。8日に手術を受け、13日に退院し、その後は静養していた。
この日、日本バドミントン協会の理事会に出席した銭谷専務理事は桃田について「急がず、慌てず、じっくり治しながらやってもらいたいと願っている」と話した。日本代表への復帰時期などについては未定という。
また、銭谷専務理事は今月19日にスイス・ローザンヌで行われた世界バドミントン連盟の理事会で桃田のケガの状態などを報告。大会期間中に起きた交通事故だけに、再発防止へのガイドライン策定や保険、補償システムの整備を提言したという。