バド日本代表 全英OP後帰国せず海外転戦へ コロナウイルス影響で派遣日程見直し

 日本バドミントン協会は4日、今月11日開幕の全英オープン(バーミンガム)出場後の日本代表の派遣日程について見直しを行うことを発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、日本選手団の国際大会への派遣に関して日本旅券保持者の入国制限や隔離処置などの対応を行う国が今後増加することが懸念され、同協会は選手団の大会参加に支障をきたす可能性を考慮。全英オープン後の派遣日程を見直し、同大会後には英国やマレーシアなどでの海外合宿を行い、日本への入国をせずに大会開催国へ派遣する方法での対応を準備していくという。

 当初、日本代表は全英オープン出場後に帰国し、国内での強化合宿を経て今月下旬から始まるインド・オープン、マレーシア・オープン、シンガポール・オープンの東南アジア3連戦、4月下旬のアジア選手権へ派遣する予定だった。