バド・アジア選手権、武漢からマニラ開催に変更 新型コロナ影響で

引用元:AFP=時事
バド・アジア選手権、武漢からマニラ開催に変更 新型コロナ影響で

【AFP=時事】来月開催されるバドミントン・アジア選手権(Badminton Asia Championships 2020)の開催地が、新型コロナウイルス感染の中心地である中国・武漢(Wuhan)からフィリピン・マニラに変更されることになった。アジアバドミントン連盟(Badminton Asia)が4日に発表した。

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 新型ウイルスの感染拡大に伴い、ここ数週間で世界中のあらゆるスポーツ大会が中止や延期、開催地の変更を強いられている。

 昨年12月にウイルスが発生してから現在までに2900人以上の死者で出ている中国では、すべてのスポーツ活動がストップするなど最も深刻な被害が出ている。

 連盟は発表文の中で「重要で、名誉あるこの選手権に出場するすべての参加者のために、選手と関係者の入国ビザが下りるよう、フィリピンバドミントン協会(PBA)と密接に連携している」と記した。

 すでにバドミントン界では、新型コロナウイルスの影響で延期や中止になった大会がいくつかあり、東京五輪に向けた前哨戦に混乱が生じている。

 アジア選手権は4月21日から26日まで行われる。【翻訳編集】 AFPBB News