桃田、会見した理由は「自分の言葉で伝えることが出来ていなかった」/バドミントン

桃田、会見した理由は「自分の言葉で伝えることが出来ていなかった」/バドミントン

 1月13日に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれ、2月8日に右目眼窩底骨折の手術を受けたバドミントン男子の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が6日、東京都内で事故後、初となる会見を開いた。

【写真】事故で顔を負傷した桃田賢斗

 会見を行った理由を問われると、「文章では出していたけど、自分の言葉で伝えることが出来ていなかった。みなさんの前に出て、言葉で感謝の気持ちを伝えたい気持ちがあった」と伝えた。

 世界ランキング1位で東京五輪出場が確実な桃田は2月3日から日本代表合宿に参加したが、シャトルが二重に見える違和感があり、検査で骨折が判明。全治約3カ月の見通しと診断され、同13日に退院後は療養に努めた。まだ後遺症は残っているが、同27日に医師から「負荷をかけても問題ない」と復帰の許可が出て、同29日に所属するNTT東日本で練習を再開していた。

 後はリハビリを続けながら通常のチーム練習メニューを消化する予定。順調に回復すれば、5月16日開幕の国・地域別対抗戦、男子トマス杯(デンマーク)が復帰戦になると見られる。