桃田賢斗が会見、試合復帰時期は未定「今は焦らずじっくり」

桃田賢斗が会見、試合復帰時期は未定「今は焦らずじっくり」

 今年1月に交通事故に巻き込まれて負傷し、2月8日に2月8日に右目眼窩底骨折の手術を受けたバドミントン男子シングルスの桃田賢斗(25)=NTT東日本=が6日、都内で会見を開いた。練習はすでに再開しているが、試合復帰については焦らず周囲と相談して時期を見極めるとした。

傷跡が残る痛々しい姿で帰国した桃田

 手術からの回復期間を考え5月16日開幕のトマス杯(デンマーク)が復帰の目安になるのではないか、との見方もある。

 復帰時期について「試合のスケジュールはまだ未定というか…。そこもいろいろな方と相談しあいながら決めていきたいと思います。今後の課題は自分はコートに立つとどうしても動きたくなってしまうので、それを少しでもセーブできるようにするのが課題かなと思います」と語った。

 トマス杯が目安になるか、との趣旨の質問には、「うーん…」と少し考えた後、「自分の気持ちで言うと、出れるなら、すぐにでも試合は出たいぐらいの気持ちなんですけど」と正直な思いを語った。「無理をしてしまうとけがをして、また練習できなくなったりしてしまうので、相談しながら、少し余裕も持って、今まで通りの…今まで通りというか、今まで以上に強くなって戻るためにも、今は焦らずじっくり頑張っていきたいと思っています」とした。