バドミントン混合ダブルス東京五輪出場確実、東野有紗へ小学時代の恩師「努力の結果」

引用元:スポーツ報知
バドミントン混合ダブルス東京五輪出場確実、東野有紗へ小学時代の恩師「努力の結果」

 バドミントン全英オープンに混合ダブルスで出場中の東野有紗(23)=日本ユニシス、岩見沢美園小出=、渡辺勇大(22)=日本ユニシス=組が1回戦(11日)を突破、五輪選考レースポイントで東京五輪出場を確実にした。最終的には4月28日付の世界ランキングで確定する。

 吉報を道内関係者も祝福した。東野の小学時代の恩師で「岩見沢JUNIOR」を指導する下野和義さん(59)=道バドミントン協会副理事長=は「小学3年で初めて見た時に運動神経のいい子と思ったが、まさか五輪代表までになるとは思わなかった。努力の結果だと思う」と話した。東野は小学5年でU―13ナショナルメンバー入りして目標意識も高まり、中学から強豪・富岡一(福島)にバドミントン留学。富岡高でも成長した。

 下野さんが指導する少年団は現在、小中学生男女18人が所属するが、新型コロナウイルスの感染拡大により活動は休止中。下野さんは「不安な日々を送っている子供達にも、先輩の初五輪切符は、勇気づけになるでしょう。感染は世界的に広がっていますが、東野さんには競技、練習に集中して五輪メダルを目指してほしい」とエールを送った。

(小林 聖孝) 報知新聞社