【バドミントン・全英OP】伝統の大会で、遠藤&渡辺、福島&廣田が決勝進出!

【バドミントン・全英OP】伝統の大会で、遠藤&渡辺、福島&廣田が決勝進出!

3月14日、バドミントンのBWFワールドツアー、第110回全英オープン(イギリス・バーミンガム)は大会4日目。各種目準決勝が行われ、日本勢は男女ダブルスで決勝進出を果たした。

日本勢対決となった女子ダブルスは、福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜・世界ランク3位)が、リオ五輪金メダルの高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス・同7位)に勝利。「最近の対戦では負けていたので、リベンジする気持ちで臨みました」(福島)と気持ちを前面に出し、21-12、21-12と圧倒した。高橋/松友は、前日の準々決勝で世界ランク1位の中国ペアを倒してきたが、「昨日の試合を勝ち、一つの山を越えてホッとした気持ちがあった。体がうまく動かず、かみ合わなかった」(高橋)と振り返った。この後のワールドツアーが中断されることについては、「今後どうなるかわからないですけど、まずはゆっくり休んで考えたいです」(高橋)とコメントした。

男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス・世界ランク6位)は、ロシアの長身ペアにストレート勝利を収めた。遠藤は、2016年の決勝戦で敗れた相手にリベンジ(当時のパートナーは早川賢一)。自身4回目の決勝進出を果たし、悲願の初優勝をめざす。

女子シングルスの奥原希望(太陽ホールディングス・世界ランク4位)は、世界ランク1位の中国選手に敗戦。昨年と同じ相手に負けた反省を口にしながら、「昨年に比べると悪くないと思います。負けてしまいましたが、展開的には悪くなかった」と前を向いた。 バドミントン・マガジン編集部