【バドミントン・全英OP】遠藤&渡辺、福島&廣田が伝統の大会で初優勝!

【バドミントン・全英OP】遠藤&渡辺、福島&廣田が伝統の大会で初優勝!

3月15日、バドミントンのBWFワールドツアー、第110回全英オープン(イギリス・バーミンガム)は大会最終日。各種目決勝が行われ、日本勢は男女ダブルスで優勝した。

女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜・世界ランク3位)は、世界ランク6位の中国ペアに21-13、21-15とストレート勝ち。伝統ある大会で初優勝を飾り、「大きな大会では2位が続いていたので、やっと越えられたなという思いです」(廣田)と話した。同種目での日本勢の優勝は、リオ五輪の年、2016年の高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス・同7位)以来。このことから東京五輪について聞かれると、「一つ壁を越えられたと思うので、自信にして。(この先は)どうなるかわからない状況ですが、しっかり準備して臨みたいと思います」(福島)と答えた。

大会最後に行われた男子ダブルス決勝は、遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス・世界ランク6位)が、世界ランク1位のインドネシアペアに勝利。21-18、12-21、21-19という、1時間を超える戦いを制して頂点に立った。「説明できないくらいうれしい。過去に(早川)賢一と組んだ経験と、勇大が(混合ダブルスで)優勝した経験が合わさって優勝できた」と遠藤。渡辺も「ワンチャンスをつかんだという気持ち。これが僕らに自信をつけさせてくれる一戦になったと思います」と喜びを語った。

遠藤は4回目の全英決勝進出で(過去3回のパートナーは早川賢一)、悲願の初優勝。渡辺は2018年に混合ダブルスで優勝しており(パートナーは東野有紗)、2種目での優勝経験者となった。 バドミントン・マガジン編集部