楽天辰己「選球眼が良くなる」素振りなどで状態維持

引用元:日刊スポーツ
楽天辰己「選球眼が良くなる」素振りなどで状態維持

楽天の18年ドラフト1位、辰己涼介外野手(23)が活動休止期間中も1日4~6時間の練習でコンディションを保っている。

仙台市内の寮でのトレーニングが中心で、ストレッチ、ウエートトレ、階段昇降などで体の状態をキープ。打撃の感覚を鈍らせないためにバドミントンのシャトルで目慣らしをし、両腕をゴムチューブでおさえての素振りも継続している。

「両脇が開かないようにしてコンパクトなスイングを意識しています。選球眼が良くなり、ボールをとらえる確率も上がっていますし飛距離も出ています」。まだ完全に自分のものにはできていないそうで「実戦を重ねて身に付けていきたい」と試合再開を心待ちにした。

またビデオで昨年、今年の自分の打席を見直し、フォームの確認や配球の勉強も行っている。走攻守で高いポテンシャルがあり、周囲の期待も高い。まだ開幕時期は未定だが「昨年の打撃、守備、走塁の数字を全て大幅に上回る宣言をします」と意気込んだ。