羽生結弦「真っ暗だからこそ見える光ある」…アスリート共通#で発信

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、日本オリンピック委員会(JOC)が17日、アスリートの連携をサポートする活動に乗り出した。日本パラリンピック委員会(JPC)や加盟団体の協力も得て、選手にそれぞれのSNSへ「#いまスポーツにできること」を入力するよう呼び掛けたところ、さっそく賛同したフィギュアスケート男子の羽生結弦選手(25)(ANA)らが動画などを投稿した。

 発案は、現役選手らが名を連ねるJOCアスリート委員会。選手の一体感を高めるとともに、不自由な暮らしが続く国民を励まそうと提案した。

 羽生選手はJOCの公式ツイッターを通じ、改めて不要不急の外出自粛などを訴えた上で「(東日本大震災の)3・11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています」と述べた。バドミントン男子の桃田賢斗選手(25)(NTT東日本)も自身のツイッターを更新し、動画で「手洗いうがいをしっかりすること。必要以上の外出をしないこと。自分自身に問いかけて、徹底してください」と語った。