バドミントン・S/Jリーグの東北マークス、1か月半ぶり全体練習再開…鈴木大裕主将「すごくうれしい」

引用元:スポーツ報知
バドミントン・S/Jリーグの東北マークス、1か月半ぶり全体練習再開…鈴木大裕主将「すごくうれしい」

 バドミントン・S/Jリーグの東北マークス(本拠・仙台市)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月下旬から休止していた全体練習を、仙台市内で約1か月半ぶりに再開した。またチームは3日にも全体練習を行った。

 仙台市内の体育館に、小気味よいショットの音が響いた。4月下旬以来の全体練習に参加した6選手は2日、全員が笑顔で約3時間の練習を終えた。主将の鈴木大裕(32)は「みんなが元気に顔を合わせられたことはすごくうれしい」と満面に笑みを浮かべた。

 青森山田高出身の鈴木は、法大を経て2010年に東北マークスに加入。11年3月の東日本大震災発生後、2か月間は全体練習ができない日々も経験した。「当時は、できることをやろうとしていた。今回もできることを自分で考えてやっていました」。コロナ禍による活動休止中もめげることなく、自宅内でのトレーニングに励んだ。

 鈴木は11年9月に開催された全日本社会人バドミントン選手権の男子ダブルスで優勝した実績を持つ。今後の試合日程は未定だが、気持ちを切らせることはない。「今年は様々な大会が中止になり、いつ試合があるのかも分からない状況。でも、準備だけはしっかりしていきたい」と気を引き締めていた。(高橋 宏磁) 報知新聞社