和歌山県、18競技で県高校総体代替大会 13競技も代替案検討

引用元:産経新聞

 新型コロナウイルスの影響で中止としていた和歌山県高校総体について、県高体連は16日、全31競技中、18競技で代替大会を新設し、早ければ6月下旬から順次開催すると発表した。残る13競技についても、既存大会に追加するなどの代替策を検討している。

 18競技は、水泳▽相撲▽柔道▽剣道▽レスリング▽ウエートリフティング▽テニス▽ソフトテニス▽卓球▽バドミントン▽ハンドボール▽ソフトボール▽ボート▽フェンシング▽ヨット▽少林寺拳法▽自転車▽カヌー。

 他に、陸上競技▽弓道▽空手道▽アーチェリー▽体操▽バレーボール▽バスケットボール▽サッカー▽ラグビーフットボール▽ホッケー▽登山▽なぎなた▽ボクシング-の13競技についても、既存大会に「3年生の部」を追加したり3年生の出場を認めたりする代替案を計画している。

 新型コロナウイルスの影響で全国高校総体が中止されたため、県高体連は4月30日、県高校総体も中止としていたが、後に全国高体連から代替大会の可能性について打診があり、県内の各競技関係者とも協議した結果、実施することを決めた。

 県高体連の武野宗睦理事長は「県立高校の定期試験との日程調整や会場確保など苦労もあったが、最終学年の生徒も納得できる形で代替大会を実施したい」としている。