バドミントン桃田、心身ともに「100%」 右目のケガも回復

引用元:産経新聞

 バドミントン男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)が26日、オンラインで取材に応じ、東京五輪が延期になったことに、「動揺した部分があるが、取り組む姿勢は変わらずに頑張ってこれている」と心境を明かした。

 1月上旬に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれて負傷した右目は回復し、「プレー中は全く問題なく見られるようになった」と説明した。現在は、心身ともに「100%」の状態で練習に臨めているという。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、事故後初めて合流する予定だった7月の代表合宿は中止になった。所属チームの練習も通常通りには戻っておらず、国際大会の再開は不透明な状況。それでも、「一日一日無駄にしないよう生活したい」と前向きな気持ちを保っている。

 既に出場を確実にしている1年後の東京五輪に向けては、攻撃力向上をさせていきたいとし、「サポートしてもらっている方々のためにも強くなりたい」と力を込めた。