高橋引退に松友「感謝でいっぱい」今後は混合メイン

16年リオデジャネイロ・オリンピックで、日本バドミントン界史上初の金メダルを獲得した女子ダブルスの高橋礼華（30＝日本ユニシス）が19日、松友美佐紀（28＝同）とそろって記者会見し、今月限りでの現役引退を発表した。今後はしばらく休養した後、後輩の指導などを行っていく。松友は混合ダブルスを軸に現役を続ける意向を示した。

【写真】引退表明のオンライン記者会見で笑顔で話す高橋礼華。右はペアの松友美佐紀

松友は「感謝の気持ちでいっぱい。こんなに幸せなバドミントン人生はない。悔いなどあるはずがない」と涙ながらに語った。現役を続けることに「バドミントンが好きで、もっと強くなりたいと思った」。これまでも同所属の金子祐樹と国際大会に出場していたが、女子ダブルス強化のためで、今後は混合ダブルスがメイン。「1年1年が勝負。世界選手権でいい結果を残したい」と意気込んだ。