リオ金“タカマツ”松友、高橋さんへ惜別コメント「過ごした時間は何ものにも代え難い」

リオ金“タカマツ”松友、高橋さんへ惜別コメント「過ごした時間は何ものにも代え難い」

 日本ユニシスは1日、8月31日をもってバドミントン女子ダブルスで16年リオデジャネイロ五輪金メダリストで現役引退した高橋礼華さん(30)が退職したことを発表した。09年4月に同社に入社し、高校時代から組む松友美佐紀(28)と“タカマツ”ペアとして活躍。同社は「高橋選手の新たなステージでの活躍を祈念いたします」とした。

 高橋さんのコメントに加え、チームメート11選手からのコメントも発表された。今後は混合ダブルス中心に活動する元ペアの松友は「13年間ペアとして一緒に戦ってくれて、ありがとうございました。色々なことがありましたが、先輩と一緒に過ごした時間は、何ものにも代え難いものとなりました。これからの人生はまだまだ長いですが、先輩なら素晴らしい時間を過ごせると思います。今後の活躍を誰よりも応援しています!」と惜別メッセージを伝えた。

 女子シングルスで高橋さんの妹・沙也加(28)は「小さい頃から一緒にバドミントンをしてきて中学、高校は違う所だったけれど、社会人になってまた一緒のチームでやれるなんて思っていませんでした」とし「一緒のチームになり、私が辛い時や悩んでる時に話を聞いてくれてとても心強かったです。現役生活本当にお疲れ様でした。これからもお姉ちゃんらしくいてください」と思いをつづった。

 混合ダブルスで東京五輪出場を確実にしている東野有紗(24)は「タカマツさんに憧れてタカマツさんのようになりたいとずっと思ってました。こうして同じチームで練習でき、たくさんのことを教えていただき、とても幸せでした。今後の活動も頑張ってください!ありがとうございました!」とメッセージを寄せた。