バドミントン代表7か月ぶり国際大会へ厳戒出発…朴柱奉HC「難しい判断だったが国際大会の経験を」

引用元:スポーツ報知
バドミントン代表7か月ぶり国際大会へ厳戒出発…朴柱奉HC「難しい判断だったが国際大会の経験を」

 バドミントンの日本代表が10日、国際大会再開初戦となるデンマーク・オープン(13日開幕、オーデンセ)への出発前に成田空港で取材に応じた。

 新型コロナ禍の影響で国際線の欠航が相次ぎ、がらんとした早朝の空港ロビー。マスク姿で取材に応じた朴柱奉ヘッドコーチ(HC)は「久しぶりの遠征になる。難しい判断だったが、国際大会の経験や感覚が戻るように、少ないメンバーだけど参加を決めた」と語った。コロナ禍によるワールドツアー中断で、今大会は3月の全英OP以来、7か月ぶりの試合となる。

 今遠征には、女子ダブルスの永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)ら、6人が参加する。出発3日前にはPCR検査を受け、感染防止対策も徹底。通常は2人部屋の宿舎の部屋も、今回は個室とする。欧州での感染拡大傾向を踏まえ、移動経路も比較的感染状況が制御できているオランダ経由を選択した。永原は「体調を整えながら、満足いく形で終われるようにしたい」。松本も「内容にこだわりながら、優勝を目指したい」と意気込みを新たにした。報知新聞社